久地さとう医院診療内容
FAQ よくある質問
- 頭痛がするのですが
- 一口に頭痛と言っても千差万別です。皆さんが心配するのは"怖い頭痛"でしょう。それは脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血です。この病気はCTやMRIを受けられるとよく分かります。しかし、このような怖い頭痛が、何年も前から、繰り返しやって来ることはありません。日本人に一番多い頭痛は"肩凝り頭痛"と呼ばれる緊張型頭痛です。この場合は鎮痛剤よりも筋肉の凝りを取る治療が有効です。もう一つは"偏(片)頭痛"と呼ばれる頭痛です。多くの方は、"頭の半分が痛い頭痛"と理解されていますが、それは"当たらずとも遠からず"です。少々難しいので省略しますが、偏頭痛では一般的な鎮痛剤があまり効きません。そのため偏頭痛の方が一般的な鎮痛剤を続けているうちに、頑固な頭痛となり、毎日頭痛に悩まされることになってしまいます。ここで、余談ですが、日本人は痛みに強い民族のうえに、昔から"我慢"を美徳とした文化をもっています。更に困ったことには、偏頭痛は若い女性に多い病です。なぜ困るかと言いますと、"たかが頭痛で、、、我慢しろ、、、若いのに、、、女性だから、、、仕事はないんでしょ"という図式です。非常に困った連鎖ですが、日本人の偏頭痛の方が病院に相談に見えない理由はこんなところにあります。その偏頭痛ですが、我々医師の処方する薬を使いますと劇的に改善します。今までの薬では、軽くはなるものの痛みから開放されることは難しい状況でした。しかし、最近の薬で痛み?モヤモヤ感?からすっかり開放されるので、御本人もこれほど爽快になるものなんだと驚かれるくらいです。
話は長くなりましたが、このような偏頭痛で悩んでらっしゃる方は是非、御相談下さい。
copyright all rights reserved 久地さとう医院